フロアヒンジ

フロアヒンジの機能

 

フロアヒンジの基本機能と構成部品

フロアヒンジとはドアの軸下の床に埋め込んでドアの重量を受け、その開閉スピードを制御するものです。
ドアが急に開いたり閉じたりしないように、開閉スピードを調整することが可能です。また、ドアを
定位置でストップさせる機能のつくものもあります。
設置場所や用途・ドアの大きさに合わせて様々な種類があり、適切な機種を選択することが必要です。

フロアヒンジは外側(セメントケースとプレート)と中身(本体)とから成り、本体から軸が垂直に出てドア側の受け(アーム)とはめ合います。セメントケースは床に埋め込まれたり、建物の鉄骨に溶接されたりして固定されます。その中に本体が収まり上にプレートで蓋がされ軸だけがプレートから突出している格好になります。

 

フロアヒンジはそれ以外にも下記のような部品とあわせて使います。

 


上枠側トップピボット
(トップセンター)

扉上側トップピボット
(下部トップ)
アーム
ドアの上部の枠に取り付けて丸軸で回転を受ける部品です。
軸と反対側のネジが軸を出し入れするための調整ネジです。
ドア上端に取り付けてトップセンターの丸軸を受ける金物です。トップセンターの軸を受ける部分が左右に動かせるので、軸位置を微調整することができます。
軸受けの横についているビスは脱落防止用で軸の溝に入り、ガラス破損時に上フレームがすぐに落下するのを防ぎます。
ドアの下端に取り付けてフロアヒンジの軸を受ける金物です。ドアフレームに固定される台座部分と軸受け部分とから成り、そのあいだに薄い調整板がはさみこまれます。この調整板を増やしたり減らしたりしてドアと床との隙間(チリ)を調整します。
アームはフロアヒンジ本体にくらべて若干弱くつくられており、フロアヒンジに無理な力がかかっても本体より先にアームが破損することで本体へ損傷が及ぶことを防ぐ役割をになっています。

 

 

フロアヒンジの種類

 

フロアヒンジの種類
フロアヒンジにはいろいろなタイプがあります。主な種類は下表の通りです。

中心吊り

ヒンジの軸心が扉厚の中心にある
内外自由開き

外にも内にも開く扉
90°開き
120°開き
一方開き

外側もしくは内側のどちらかのみに開く扉
90°開き
120°開き
180°開き
持出吊り

ヒンジの軸心が扉面から外に持ち出している
一方開き
180°開き

またそれぞれに一般ドア用強化ガラスドア用があります。


その他に特殊な用途として以下のタイプが用意されています。

防水型 浴室や屋外の水のかかる所に設置するためにセメントケースとプレートの間にパッキンを挟み、内部に水分が入らないようにしたもの。
石貼り用 石仕上げの床に設置するために、プレートの上に石を貼れるようにしたもの。軸を延ばす必要があります。プレートには目地ありと目地無しの2種類があります。
ジュータン貼り用 ジュータン貼りの床に設置するためにプレート上にジュータンを貼れるようにしたもの。石貼り用と同じく軸を伸ばします。
子ドア用(ピボット) 主に幅の狭い小型のドアに使用します。減速機構やストップ機構がないので小型です。子ドアなど軽くて通常は開け閉めしないドアに使用されます。

 

 

フロアヒンジのスピード調整

 

フロアヒンジの閉扉スピード調整
フロアヒンジの大プレートを取り外すと下の図のような構造になっています。

閉扉スピードの調整は“閉扉速度調整弁”にて行います。

上記の閉扉速度調整弁を左右に回すことで速度を調整します。第1速度と第2速度の区間はは右図を参照してください。

 

フロアヒンジの設置や取替


フロアヒンジの設置や取替えに関して


既存のフロアヒンジを交換する場合、古い機種は廃版になっている可能性があります。廃版の機種は現在も中身のみメーカーで製作可能なものと全く廃版のため後継機種に交換しなければならないものがあります。後継機種に交換の場合、セメントケースごと取替えで床をはつらなければならないこともあります。
また古い機種は品番が特定できないケースもあるので、プレートまたはセメントケースの大きさ及び軸の形状を確認してください。それでおおよそ現行機種で何が使用できるかがわかります。

また、雨のかかる場所で長期間使用されていた場合セメントケース自体が錆びてしまっていることがほとんどです。その場合もセメントケースごと床をはつって取替えとなります。

尚、フロアヒンジの取替え時期の目安としてはおよそ30万回となっています。

店舗などで100人が週6日2回出入りした場合 年間約62,000回となりおよそ5年で寿命となります。
(100人×2回×6日×52週=62,400、300,000÷62,400=4.8)

利用者数が200人になれば単純計算でおよそ2年半で寿命となります。
(200人×2回×6日×52週=124,800、300,000÷124,800=2.4)

オフィスビルのエントランスなどでは100人が週5日1日3回出入りした場合1年で78,000回となり4年弱で寿命となり
ます。
(100人×3回×5日×52週=78,000、300,000÷78,000=3.84)

 

フロアヒンジの工事価格

 

フロアヒンジの工事価格


【取り扱いフロアヒンジ・メーカー】

日本ドアーチェック製造 (ニュースター New Star)
ダイハツディーゼル (ニッカナ NHN)
リョービ (RYOBI Ryobi)
株式会社クラウンドアーチェック製作所 (CROWN Crown)
大鳥機工株式会社 (Diamond DIA ダイヤ)


取替えの費用ですがフロアヒンジの種類は勿論ですが、ドアの種類や状況により大きく変わってきます。

フロアヒンジ
(セメントケース込)
¥25,000〜(主要機種は¥40,000前後)
アーム・トップピボット ¥6,000〜
取替工事費 ¥40,000前後(床をはつって埋め替えの場合)
その他 残材処理費 や電気錠が付いている場合はそれらの取り外し及び取り付けなおしの費用、フロアヒンジの取替用 後継機種のほうが既設のものより小さい場合には既存の開口部を塞ぐ為の特注プレート代等が必要になります。

実際の埋め替え工事の様子はこちらです

 


電話 06-6945-0565

大阪市中央区谷町1丁目3-17-316
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